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オペレーティングリースとファイナンスリースの違い
先日、社の後輩からリースについて質問されました。
「会社の業務用車をオペレーティングリースと
ファイナンスリースのどちらで導入するかを聞かれたんですが、
オペレーティングリースとファイナンスリースの違いが分かりません。」
というものでした。
リース会計に関しては簿記1級で詳しく習うのですが、
ここでは簡単な概要だけお伝えしようと思います。
オペレーティングリースとファイナンスリースは、
法人が車や機械などを導入するときに、
自社の資産として計上して、
毎年減価償却をするか(ファイナンスリース)、
毎月リース料を支払ってその代金を費用として
計上するか(オペレーティングリース)の違いによります。
法人は面倒の少ないオペレーティングリースを
選ぶことが多いです。
なぜなら、オペレーティングリースの場合、
リース期間が終われば対象物を返して、
また新たなものをリースすればよいので、
常に新しいものを使用できるし、
使い終わったものを売ったりする面倒がないからです。
車やコンピューターなど型式が良く変わるものは、
特にオペレーティングリースが良く使われます。
一方ファイナンスリースは、支払い期間が終われば
自社のものになるので、それ以降の費用が発生せず、
長く使えば使うほど利益に貢献します。
これは、家具やその会社でしか使われない大型機器を
導入した時に使われることが多いと言えます。
通常は、導入するものによって、会社にとってどちらが
得かを考えて使い分けます。
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