資産売買仕訳⑧

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減価償却中の車両運搬具を売却した時の仕訳

8.平成 15 年7 月1 日に取得した車両(取得原価2,000,000 円、残存価額200,000 円、耐用年数6 年、減価償却方法は定額法・間接法で処理)を平成20 年8 月31 日に400,000 円で売却し、売却代金については翌月の15 日に受け取ることにした。なお、当社の決算日は12 月31 日で、減価償却については月割り計算による。(第122回)

 

8.

借方勘定

金額

貸方勘定

金額

車両減価償却累計額 

減価償却費

未収金

固定資産売却損

1,350,000

200,000

400,000

50,000

車両

2,000,000

 

残存価格が200,000円あること、車両減価償却累計は平成15年分は購入した7月から12月までの6ヵ月分で、減価償却費は平成20年の1月から8月までの8ヵ月のみの算入になるので気をつける。
車両減価償却累計額:(取得価格2,000,000円-残存価格200,000円)÷70ヵ月×54か月=1,350,000円
減価償却費:(取得価格2,000,000円-残存価格200,000円)÷70ヵ月×8カ月=200,000円

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