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補助簿ってなに?
簿記上の各取引は、まず「仕訳帳」に記入され、次に「総勘定元帳」に転記されます。
これらの帳簿は「主要簿」と呼ばれ、簿記を行う上で必須となります。
この「総勘定元帳」ですが、実は短所もあります。
各勘定科目の合計や残高は分かりますが、
個々の取引の詳細や取引先や商品ごとの内容まではわかりません。
たとえば商店では、毎月掛けで売った商品の「請求書」を作成し、
送付しますが、この基にになる帳簿が必要になります。
「補助簿」では、「総勘定元帳」では足りない情報を補ったり、
「補助簿」の記録と、「総勘定元帳」の記録を照らし合わせ、
「仕訳帳」から「総勘定元帳」への転記ミスを防いだりします。
また、「補助簿」は絶対に必要ということはないので、
業種などによって必要なものだけ作成します。
極端に言えば補助簿が必要ないのであればまったく作らなくても良いということになります。
「補助簿」は「補助記入帳」と「補助元帳」に分けられます。
「補助記入帳」は特定の取引について明細を記録するもの
(誰がいつ何のために等)であり各勘定に対し1つのみ作成しますが、
「補助元帳」は特定の相手や商品ごとに明細を記録するものなので、
相手先分、又は商品の種類分作成します。
これらに関しても、実際はほとんどの会社で会計ソフトを使用しているため、
入力時にコードで分類され、自動的に作成されるようになっています。
補助簿の種類
(1)補助記入帳
(2)補助元帳
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